商品説明素材 生産国:日本 絹100%(重ね襟素材です) サイズ約15×122cm 紗綾型紗綾型(さやがた)とは 紗綾(さや)とは、表面がなめらかで光沢のある絹織物の一種を指します。
多くは白生地で後から加工されて用いられてきました。
そして、紗綾に卍(まんじ)を斜めにかさねた「万字繋ぎ」(紗綾形)が頻繁に織り出されたことから、織物の呼び名が紗綾形という文様の名称になったと言われています。
現在も地紋としてきものへ頻繁に使われていますし、どこかで一度は目にしている文様でしょう。
色の名前 苔色(こけいろ) 16進表記【#63822d】参考まで 苔の色のような濃い萌黄からやや鈍い黄緑色に用いられます。
平安文学には苔や苔衣などが見られますが、これは僧侶や世捨て人の衣服を指していて、苔色の服色ではありません。
しかし、後世になって広く一般に用いられるようになりました。
江戸時代の苔色に類する色では、それより明るい柳茶やそれより暗い海松茶(みるちゃ)が愛用されました。
苔を賞美することにかけては、日本人は他に類のない独特の美学をもっており、苔むした古岩古木や苔の生える庭園は、非常に珍重されます。
です。
苔に対して、独特の美意識を持つ日本人が生んだ色名です。
平安装束の襲(かさね)色目には苔色が見られますが、単一の色名としては使われるようになったのは江戸時代以降になってからのようです。
注意 この商品は販売価格を抑えるために、織傷、染ムラ、汚れ等があるものもまとめて仕入れています。
正規品のみをご希望の方は、購入をお控えくださいませ。
重ね襟、半襟にご使用の場合は在庫の範囲内で検品させていただきます。
(お申し出があれば) お色目は、出来るだけ実物に近い色に調整していますが、お使いのモニターによっても実際のものと色が異なる場合がございます。
この商品は実店舗でも販売しているため、入れ違いに欠品することがございます。
あらかじめご了承ください。
この商品はネコポスに対応しています。
地紋の定番 紗綾型地紋のはぎれのご紹介 紗綾型紋とは 『守貞謾稿』(天保8年[1837]起稿)では「万字繋(まんじつなぎ)」として 紹介されていて「万字つなぎ、京坂の俗は綸子形と云ひ、江戸には紗綾形 と云ふ。
綸子および紗綾ともに専らこの紋を織る。
」とあります。
江戸と京坂で呼び方は異なっていたようですが、いずれも織物に頻繁に 使われた文様がそのまま呼称になっていたようです。
色名と色の解説は 色名および解説は、京都市染織試験場発行の「日本の色名」から お付けしています。
解説もそれに倣っていますので、他の資料とは異なる場合があります。
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